政治
自民党総裁選の論戦が行われ、政治とカネの問題や労働市場改革などについて議論が交わされました。各候補者は自身の政策や主張をアピールし、党員や国民の支持獲得に向けて熱のこもった討論を展開しました。USスチール買収計画について、日本製鉄がバイデン大統領に書簡を送付したことが明らかになりました。日本製鉄は買収の意義や米国経済への貢献などを説明し、理解を求めたとみられます。
経済
三菱商事とKDDIは、両社による折半出資体制に移行したローソンについて、KDDIのデジタル技術を活用した新たな店舗戦略を発表しました。レジに並ばずにスマートフォンをかざして決済するシステムなど、デジタル技術を駆使した新しい店舗運営の方針が示されました。旭化成は、100%子会社の旭化成メディカルが手がける透析などの血液浄化事業を分社化する方針を明らかにしました。経営の機動性を高め、成長戦略を加速させる狙いがあるとみられます。
国際
国連総会で、イスラエルに占領状態を終わらせるよう求める決議が採択されました。パレスチナ問題の解決に向けた国際社会の意思が示されましたが、イスラエルの反発も予想されます。中国の国防相が、米国へのけん制を避ける姿勢を示しました。安全保障をテーマとした国際会議での発言で、米中関係の改善に向けた動きとして注目されています。ロシアのショイグ前国防相が北朝鮮を訪問し、キム・ジョンウン総書記と会談しました。両国の軍事協力の強化などが話し合われた可能性があり、国際社会の警戒を招いています。
社会
千葉県四街道市で不明になっていた大型犬3頭が発見されました。けが人の情報はなく、大きな混乱は避けられたようです。兵庫県知事に対する不信任決議案が、全会派共同で定例議会初日に提出されることになりました。県政運営をめぐる対立が深刻化している様子がうかがえます。
環境・エネルギー
太陽光パネルのリサイクル制度化に向けて、環境省と経済産業省が初めての会議を開催しました。再生可能エネルギーの普及に伴い増加する使用済みパネルの適切な処理が課題となっています。
スポーツ
ヤクルトスワローズの青木宣親選手が引退会見を行い、「100点満点の野球人生でした」と語りました。日本とメジャーリーグで活躍した青木選手の引退は、野球界に大きな影響を与えそうです。大相撲秋場所6日目では、勝ちっぱなしの大の里が正代を破り6連勝を飾りました。優勝争いの行方に注目が集まっています。
文化・エンターテインメント
毎日放送の番組で事実と異なる内容を放送したとして、放送倫理・番組向上機構（BPO）が審議に入ることになりました。放送内容の正確性や公平性が問われる事態となっています。小室哲哉さんが東京都府中市の母校を訪問し、校歌などを通じて生徒と交流しました。音楽界の大物の訪問に、生徒たちは大いに刺激を受けたようです。
教育
多くの大学で2025年度入試の要項が発表され、総合型選抜や学校推薦型選抜の出願期間や試験日程が明らかになりました。新型コロナウイルスの影響で変更されていた入試制度が徐々に通常の形に戻りつつある様子がうかがえます。
医療・健康
医薬品の開発競争が激化しています。新たなモダリティー（治療手段）によるアプローチや希少疾患領域での医薬品開発が活発化しており、製薬業界の動向が注目されています。
交通
JR東日本が東北新幹線の時速315キロ走行を実現させました。これにより、東京-仙台間の所要時間がさらに短縮される見込みです。
防災・安全
自殺予防に向けた「#逃げ活」という取り組みが注目されています。追い詰められる前に「逃げる」という選択肢を提示することで、自殺を防ごうという試みです。以上が2024年9月19日の主なニュースです。政治や経済、国際情勢、社会問題など、幅広い分野で重要な出来事が起きており、今後の展開が注目されます。
